「菊竹清訓 山陰と建築」(島根県立美術館、会期:2021年1月22日(金)~3月22日(月))の見学を主目的に島根県にある菊竹清訓氏(1928-2011)の建築等をぐるぐる回りました。年代別に紹介いたします。
今回訪問した松江城周辺の全ての施設は、徒歩で周遊できる範囲です。頑張れば松江城もその他の施設も回れますので足に自信のある方は、十分松江の城下町の雰囲気を楽しむことができます。この範囲に安田臣氏(1911-1977)と菊竹清訓氏(共に早稲田大学理工学部建築学科卒)の公共建築群があることは非常に有用です。この年代の島根県知事、田部長衛門氏(知事期間:1959~1971)とタッグを組んで松江の街を創っていったことは、香川県知事、金子正則氏と丹下健三氏とのタッグを連想させます。因みに、島根県庁舎(設計:安田臣氏)が1959年、香川県庁舎(設計:丹下健三氏)が1958年、岡山県庁舎(設計:前川国男氏)が1957年。それぞれ熱いバトルを繰り広げられていたのでは?と勝手に想像しております。
参考資料:「菊竹清訓 山陰と建築」、「菊竹清訓巡礼」、「松江の菊竹建築探訪」、「各種パンフレット+Web.」他
訪問日:2021年3月14日
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